
世界一やさしい「思考法」の本 「考える2人」の物語
長沢 朋哉
PHP研究所 / 2010-12-13
この本について
仕事でも日常でも、「何を考えればいいのか分からないまま時間だけ過ぎる」という瞬間がけっこうあります。目の前のタスクを片付けているのに、結局どこに向かっているのか見失ってしまう感じ。僕自身、会議の前に思考がごちゃついてしまうことが多くて、ずっと悩みどころでした。 この本が効いたのは、「考えるって結局、何を決めたいのかをはっきりさせる作業なんだ」と、ものすごく丁寧に言語化してくれたところです。まず目的を確認して、次に“決めるべきこと”を疑問文で書き出す。これだけで、頭のノイズがごっそり落ちる感覚がありました。さらに、分析とは変化や差異を見ることだとか、戦略は目的と手段の組み合わせだとか、当たり前に聞こえるけれど、日常で迷子になった時にすぐ使える形で整理されているのがありがたいんですよね。仮の結論を先に置いてから検証する、という仮説思考の扱い方も、仕事のスピードを落とさない現実的な方法としてしっくりきました。 物語形式とはいえ、ふわっとした励ましではなく、「その場でどう考えるか」の道筋が見えるので、考える時間が重たい人ほど相性が良いと思います。特に、決めるポイントが多すぎて手が止まるタイプの人には、かなり助けになるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
読書の順序
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