
挑発的ニッポン革命論 煽動の時代を生き抜け (WPB eBooks)
モーリー・ロバートソン
集英社 / 2017-10
累計読者数4
平均ハイライト数 11.5件/人
推定読了時間 約5時間4分
star総合評価 45/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 27%
この本について
最近、社会の議論を見ていると「どっち側に立てば正解なんだろう」とか、「結局なにを信じればいいのか分からない」といった、じわっとしたモヤモヤが残りませんか。自分の価値観がいつのまにか古い前提に合わせて固まってしまっていないか、ふと不安になる瞬間もあります。 モーリー・ロバートソンの『挑発的ニッポン革命論』は、そのモヤモヤを一度ひっくり返すような本です。といっても劇薬ではなく、まず「自分がどんな前提で世界を見ているのか」を静かにずらしてくれるタイプの刺激です。例えば、フェイクニュースの構造を“誰かの信念”ではなく“ビジネス”として捉え直す視点は、感情論から一歩離れて状況を見る助けになりますし、倫理観だけでは回らない世界でどう意思決定するか、ムヒカの事例は現実の複雑さと向き合う材料になります。さらに、右か左かの単純な線引きではなく、多様性を許容するためにどの程度のカオスを受け入れるか、という考え方も日常の判断に結びつきやすいと思いました。 社会の空気に飲まれやすい人より、むしろ「自分の頭で考えたいけれど、最近つかれた」という人に刺さる本です。スローガンではなく現実の“めんどくささ”に触れながら、それでも視界を少し広げてくれる一冊でした。
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