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ココ・シャネルの言葉 (だいわ文庫)

ココ・シャネルの言葉 (だいわ文庫)

山口路子

累計読者数8
平均ハイライト数 8.5件/人
star総合評価 53/100
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この本について

最近、自分の価値観がぶれているなとか、人に合わせすぎて疲れるなと感じる瞬間が増えていませんか。何かを好きになろうと頑張るより、「これは嫌だ」と思う気持ちのほうが先に出てくることもある。でも、その“嫌い”を無視すると、どんどん自分が薄まっていく感じがするんですよね。 『ココ・シャネルの言葉』は、その“嫌い”を丁寧に扱う本でした。シャネルは莫大な成功を手にしながらも「所有することは醜い」と言い切り、モノではなく人に投資したり、十九世紀的な装飾文化を徹底的に排したり、とにかく自分が嫌だと思うものを容赦なく遠ざけていきます。読みながら、自分の生活にも「本当は嫌だけど惰性で続けていること」がいくつあるだろう、と考えさせられました。また、二十歳・三十歳・五十歳の顔に込められた話のように、人生の節目を“積み重ねた結果の表情”として引き受ける姿勢は、自己否定に傾いたときの軸にもなります。 とはいえ、シャネルの言葉は完璧な教科書ではありません。愛に関する価値観など、時代背景もあって正直ひっかかる部分も多い。でも、その矛盾や偏りを含めて「こういうふうに自分を貫いた人がいた」という事実が、こちらの思考を押し広げてくれる感覚があります。自分の“嫌い”をもっと大事にしたい人、つい謙虚を言い訳にしてしまう人には、とくに刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「私は、私の人生を作り上げた。なぜなら、私の人生が気に入らなかったからだ」。貧しい子ども時代を経て、「シャネル帝国」と呼ばれる一大ブランドを築き上げ、莫大な富と成功、愛を手にしたシャネル。彼女は社会の枠組みや常識を嫌った。「私の頭のなかに秩序を押しこもうとする人々が嫌い」。コルセットをはずし、大きな帽子、華美なドレスを捨て、シンプルなリトルブラックドレスを作った。富を誇示するための宝石を嫌い、イミテーションジュエリーを大流行させ、お金とおしゃれを分離させた。シャネルは、自分が自由に生きることで、その生き方にふさわしい服を提案し、女性の生き方に革命を起こした。シャネルの生涯で、強く情熱ある言葉を集めた一冊。
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