
すべては「好き嫌い」から始まる 仕事を自由にする思考法 (文春e-book)
楠木 建
累計読者数30
平均ハイライト数 21.9件/人
推定読了時間 約6時間24分
star総合評価 64/100
start序盤集中型
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この本について
仕事で「なんとなく窮屈だな」と感じるときって、自分の判断基準が外側の“良し悪し”に寄りすぎているときが多い気がします。誰かの正解に合わせようとして、やたら疲れる。とはいえ、自分のわがままを通すだけじゃ仕事にならないし…と、そのあたりで足が止まることがよくあります。 楠木建さんの『すべては「好き嫌い」から始まる』は、そのモヤモヤにかなり直球で向き合ってくれます。読んでいて刺さるのは、「好き嫌い=勝手な感情」ではなく、自分がどう働くかを決める“価値基準そのもの”だという視点でした。たとえば、自分の好き嫌いを自覚しておくと、人と比較して焦ることが減ったり、誰に向けて価値を出すのか選べるようになる。逆に言えば、そこが曖昧なままでは、他人の期待に振り回されるしかなくなるんですよね。 もう一つ印象的なのは、「仕事は趣味ではない」という冷静な線引きです。好き嫌いを起点にしつつも、最終的にはお客が受け取ってくれなければ仕事として成立しない。その現実を踏まえた上で、それでも自分の“好き”から始める方が遠回りに見えて実は健全だ、という姿勢が頼もしく感じました。 自分のペースで働きたいけど、現実の制約や周りの目も気になる…そんな人にしっくり来る一冊だと思います。
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