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経営センスの論理(新潮新書)

経営センスの論理(新潮新書)

楠木 建

新潮社 / 2013-04-20

累計読者数15
平均ハイライト数 19.1件/人
推定読了時間 約4時間42分
star総合評価 59/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 28%

この本について

仕事の判断で、自分でも驚くほど「正解探し」をしてしまうことがあります。スキルを増やせば何とかなる気がするし、上手いやり方を知っていれば迷わなくて済むはずだ、と。でも実際の現場に戻ると、毎回ケースバイケースで、教科書どおりにはいかない。そのギャップに疲れてしまうんですよね。 この本が面白いのは、「そもそも経営や戦略って、そういうものだよ」という前提から話が始まるところです。技術が進歩しても顧客は連続的にしか変わらないとか、「できる」と「する」のあいだには深い溝があるとか、耳が痛いけれど腑に落ちる視点が多い。特に、好き嫌いをとことん自覚することがセンスの土台になる、という話は、僕自身かなり態度が変わりました。客観性を装うより、自分が何をやらないかをはっきりさせた方が仕事が前に進むことが増えたからです。 分権しつつ現場感覚は手放さない「ハンズオフとハンズオンの同居」や、イノベーションは進歩ではなく需要側の発見だという説明も、日々の判断にそのまま使える感覚があります。結局「こうなるだろう」ではなく「こうしよう」と意思を持てるか。それを支えるのがセンスであって、センスは自分の手足で確かめながらしか育たない。そんな当たり前を丁寧に言語化してくれる一冊です。 自分の判断にいつも薄い不安が残る人に、静かに効いてくると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

会社をよくするのに必要なのは、「スキル」よりも「センス」を磨くことである。会計技術であれ英語力であれ、単なるスキルをアップさせても「経営」はよくならない。「よい会社」には相幹の戦略に骨太な論理=ストーリーがあり、そこにこそ「経営センス」が光るのだ―。本格的な経営書として異例のベストセラーとなった『ストーリーとしての競争戦略』の著者が縦横に語り尽くす「経営の骨法」。
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