
人事と組織の経済学・実践編 (日本経済新聞出版)
エドワード・P・ラジアー, マイケル・ギブス, 樋口美雄, 成松恭多, 杉本卓哉, and 藤波由剛
日経BP / 2017-04-21
累計読者数3
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約10時間23分
star総合評価 34/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%
この本について
仕事で採用や配置の判断をするとき、「安全牌ばかり選んでしまって、本当にこれでいいのか…」とモヤモヤすることがあります。自分の評価にも関わるし、チームにリスクを持ち込みたくない。でも一方で、今の延長線だけでは前に進まない感じもある。そんな揺れの中で、今回の抜粋に反応した人は多いのではと思います。 この本が面白いのは、そうした感覚的な悩みに“経済学の視点”を差し込んでくれるところです。たとえば、起業のように「失うものが小さく、得られる可能性が大きい」場面では、あえてリスクの高い人材を選んだほうが合理的になる、という話があります。普段の採用と同じ判断基準を当てはめると見誤るケースがある、というのは、実務で迷ってきた身としてはかなり腑に落ちました。また、配置や昇進の判断についても、単なる経験則ではなく、「なぜその選択が組織にとって意味を持つのか」を言語化できるようになるのがありがたいです。 特に、挑戦的なプロジェクトの人選で毎回悩んでしまう人には刺さると思います。リスクを避けるか取るかという二択ではなく、「状況によって合理性が変わる」という視点を持てるだけで、選択の幅がだいぶ変わります。現場で意思決定をしていると、こうした“根拠の持ち方”がじわじわ効いてくるはずです。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
◆本書は1998年9月に刊行した『人事と組織の経済学』を発展的に改定した新版の翻訳。前著は「人事経済学」という新しい分野を確立し、学界のみならず政界からも高く評価された。本書は企業社会における実践編として広く応用されることを目的に、一般のビジネスパーソンに十分理解できる平易な内容になっている。 ◆社員の採用から教育、解雇、職務設計、昇進システム、人事考課、報酬や社内イノベーションまで、人事関連の諸問題を経済理論と実際のケーススタディーをうまく取り混ぜて解説し、合理的な手法とは何かを示唆するきわめてユニークな著作。共著者としてシカゴ大ビジネススクールの泰斗マイケル・ギブス教授を迎え、経営学のアプローチと実際のケース(実証例)を充実させた、層の厚い内容。 ◆本書の内容の一部(たとえば成果主義、インセンティブなど)を扱って解説した本は経営書の中にいくつか散見されるが、人事分野の総体をまとめて解説したものは見当たらない。 ◆監訳者の樋口氏は日本における人事経済学のエキスパート。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




