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勝負哲学

勝負哲学

岡田 武史 and 羽生 善治

サンマーク出版 / 2011-10-05

累計読者数13
平均ハイライト数 21.7件/人
推定読了時間 約2時間4分
star総合評価 55/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 24%

この本について

最近、仕事でも生活でも「ちゃんと考えてるはずなのに、いざという場面で判断がぶれる」とか、「教える側に回ると、相手の自主性をどう扱えばいいのかわからない」といった声をよく聞きます。自分も似たところでつまずくことが多くて、この本にある言葉に何度か救われました。 『勝負哲学』が面白いのは、勝負の世界を語っているのに、結局は“ふつうの生活”や“目の前の一歩”の話に落ちていくところです。論理を積み上げても最後の決断は直感に任せるしかないこと、そしてその直感は経験の積み重ねでしか磨けないこと。リスクを避けるほど感覚が鈍り、安全のつもりの選択が逆に自分を弱くしていくこと。読んでいて耳が痛い場面も多いですが、実際に仕事の判断で迷ったとき、この視点があるだけで身動きが取りやすくなりました。 教えすぎると相手が受け身になり、細かい指示が逆に判断力を奪うという話も、自分の実感と強く重なりました。結局、相手も自分も“ぎりぎりで考える時間”を奪わないことが大事なんですよね。負けの裏にある次のステップや、細部の一メートルが勝負を分ける感覚など、派手さはないけれど仕事の現場ですぐ効く言葉が多い一冊でした。 「論理と直感のあいだでもがいている人」に特に届くと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

熾烈な勝負の世界で勝つこと、そして勝ち続けること。 身を斬り、骨を削るような厳しさにさらされながら、勝負の綾や不条理、怖さを知り尽くしてもなお勝負に挑みつづける勝負師たち。彼らが見ている世界、そして戦いに挑む流儀とはどんなものか。 日本のサッカーを世界のベスト16まで導いたサッカー界きっての勝負師・岡田武史氏と、稀代の天才棋士と呼ばれる羽生善治氏。 サッカーと将棋、それぞれの戦いにおける、勝負勘の研ぎ澄ませ方、勝負どころでの集中力の高め方、そしてメンタルの鍛え方――それらをぶつけ合っていただいた熱戦対論。 勝負の世界にのめりこみ、そこで勝ち抜く一流の勝負師たちの話は読み応え十分。でも、そもそも勝負哲学は一流の勝負師たちだけのものではないはず。勝負の世界に身を置く方だけでなく、一般ビジネスマンや主婦、学生など、誰しもにとって訪れる「ここが勝負どころ!」においてヒントとなる珠玉の言葉が満載です。 あの名場面の舞台裏の話も交え、大いに盛り上がった対談。臨場感そのままにお届けします。
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