
孫子・戦略・クラウゼヴィッツ--その活用の方程式 (日本経済新聞出版)
守屋淳
日経BP / 2015-11-02
累計読者数8
平均ハイライト数 13.1件/人
推定読了時間 約3時間54分
star総合評価 48/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 16%
この本について
最近、「頑張ってるのに前に進んでる感じがしない」とか「勝ちに行くべきか、まずは身を守るべきか」で迷う人、多い気がします。僕自身、仕事で判断を迷うたびに、どこまでが自分で整えられる部分で、どこからが相手や環境次第なのかが曖昧になってしまうことがあります。 この本が面白いのは、「勝つ」と「負けない」をきっぱり分けて考える視点をくれるところです。たとえば、努力次第で維持できる「不敗」という状態をまず作るという考え方は、日々の仕事に置き換えるとすごく実用的です。無理に攻めなくても、自分の態勢だけは崩さない。そのうえで、環境や相手が崩れた瞬間にだけ勝ちに動く。金融やスポーツの例まで挙げながら説明してくれるので、抽象論で終わりません。 さらに、「相手の戦い方を知らないかぎり勝ち筋は見えない」というクラウゼヴィッツ側の視点もセットで読めるのがありがたいところで、自分の動きに集中しすぎて相手の意図を読めなくなる“居着き”の状態がどうして起きるのかも腑に落ちます。僕も会議で相手の出方ばかり気にしてフリーズしてしまうことがあるので、かなり身に覚えがありました。 自分のペースを守りつつ、勝負に出るタイミングだけは逃したくない人に向いている一冊だと思います。
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出版社による紹介
戦略の名著2冊のエッセンスと活用法が、この1冊でわかる! 二つとも「勝利」への道を描きながら、正反対の立場にあることに注目。「一度きりの決闘」を前提にする『孫子』と、「負けても捲土重来の機会がある戦い」を想定する『戦争論』。兵の配置・駆け引きは違う。本書はこの対極の思想を並べ、現代の企業経営に通じる、「闘う時期」と「闘う方法」を説く。
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