
デカルトの憂鬱 マイナスの感情を確実に乗り越える方法 (扶桑社BOOKS)
津崎 良典
扶桑社 / 2018-01-18
累計読者数5
平均ハイライト数 31.6件/人
推定読了時間 約5時間7分
star総合評価 71/100
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この本について
最近、気持ちがざわつく出来事があると、その理由をうまく言語化できないまま長く引きずってしまうことが増えました。落ち込むほどではないけれど、なんとなく判断が鈍るというか、自分でも自分の内側が読めなくなる感じがあります。そんな時にこの本を読んだら、「ああ、いま自分の中で何が起きているのか」を少し整理できたんですよね。 たとえば、カルチャーショックを「異文化に驚くこと」ではなく「驚いている自分に驚くこと」と定義している部分は、まさに日常の小さな動揺にも当てはまるなと思いました。外側の出来事ではなく、それに反応する“自分の内側の動き”を丁寧に扱うことで、感情の揺れが少し扱いやすくなる。本全体に、そういう“堪えやすい角度から眺め直す”視点が詰まっています。また、難しいところに出会った時は印をつけてそのまま進めばいい、というデカルトの姿勢に救われました。理解しきれなくても進んでいいという許可は、読書だけでなく日常の迷いにも効いてきます。 哲学と言うと遠い世界の話に思えますが、この本は「判断の癖を整えるための具体的な道具箱」として読めます。感情に飲まれやすい人、つい反応的に動いてしまう人に特に刺さると思います。自分の内側をいきなり変えようとせず、まず“どう見るか”を少し変えてみたいときに、ちょうどいい一冊でした。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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出版社による紹介
ニーチェ、アドラー……そして次にくるのはデカルト!!《『思考の整理学』著者 外山滋比古氏 激賞!》「好奇心のまにまに知の世界を放浪。知的自由人も舌を巻く一冊」 【!】難問は分割せよ。【!】悲しみは少しずつ解消せよ。変えるべきは自分の「思想」だ。 絶対的な「真理」を見出した近代哲学の祖が導くスペシャルな人生指南! いわば“外交的なコミュ障”だったデカルトは「初志貫徹」と「臨機応変」を両立せよ! と説く―― 本書は、私たちに降りかかる様々なマイナスの状況といかに対峙すべきか、「デカルトは〇〇する」という身近な切り口から解き明かしていく。「悲しみは、ある意味で第一のものであり、喜びよりも不可欠である。そして憎しみは愛よりも不可欠である」「未練と後悔とを引き起こすのは優柔不断だけ」など、心にしまっておきたい金言がもりだくさん! 日本を代表する新進気鋭のデカルト研究者が、誰にでもわかりやすく読みやすい文体で、「まったく新しい視点」から解く、これまでにない画期的な哲学書! ◎毎日の生活で困ったこと、立ち止まって考えてみたいことがあったら、本書の出番!
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