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武器としての会計思考力 会社の数字をどのように戦略に活用するか?

武器としての会計思考力 会社の数字をどのように戦略に活用するか?

矢部謙介

日本実業出版社 / 2017-11-01

累計読者数13
平均ハイライト数 25件/人
推定読了時間 約5時間24分
star総合評価 63/100
start序盤集中型
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この本について

決算書を開いてみても、「数字は見てるはずなのに、実態がつかめない」という感覚、ずっとつきまといますよね。指標を計算しても、それが現場の動きとどうつながっているのか自信が持てなかったり、会社ごとの違いを前に手が止まったり。僕も仕事で分析を任されるたびに、どこまで想像していいのか迷っていました。 この本がよかったのは、数字を“読む”というより“実際のビジネスに結びつけて考える”ところまで連れていってくれる点でした。たとえば販管費の内訳を見たら、その会社の現場で誰が動いていて、どの費用がどこで発生しているのかを一つひとつ想像する。財務指標を追うときも「指標→財務諸表→ビジネス」の順でつなぐことを当たり前にする。こういう視点を持てるだけで、同じ数字でも立体感がぜんぜん違います。 さらに、ROEや自己資本比率など“よく見る指標”も、ただ高ければいいわけじゃなく、その裏で何が起きているかを具体的に追いかける思考を教えてくれます。たとえば財務レバレッジが効いているはずなのにROEが下がっているなら、他のどこが落ちているのかを冷静に探る。キャッシュ・フロー計算書も細部よりまず全体の流れを押さえる。こうした地に足のついた読み方が、迷いを減らしてくれました。 数字を扱う場面が増えてきたけれど、表面的な分析で終わらせたくない人に特に刺さると思います。僕自身、会計が少し“現場の言葉”に近づいた気がしました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

経営コンサルタントとして数多くの会社の経営を立て直し、かつビジネススクールの講師として会計嫌いの多くの学生を救ってきた著者が、決算書などの数字を活用して、経営課題の発見・解決に結びつける「会計思考力」を伝授します。 本書の前半(1~3章)では、会社の数字から経営の実態を把握して課題を発見する会計基礎力の習得を目標とし、様々な会社の決算書や財務指標を業種や業態ごとに整理して取り上げながら、実際のビジネスを見通す決算書の読み方、決算書を「比例縮尺図」に翻訳してビジネスモデルを読み解く方法、各種財務指標を使って経営課題の仮説を立てる方法、資金繰りの状況を把握する分析法などをやさしく解説します。 本書の後半(4~6章)では、経営を担うビジネスパーソンの必須スキルとして、戦略の成功にコミットする会計応用力の習得を目標とし、粉飾など数字のトリックを見抜く方法、会社のビジョンや戦略に合わせたKPI(業績評価指標)の設定法、目標水準の考え方、KPIを機能させる運用法、事業部門にKPIを浸透させる方法などをカバーしています。 また、各章末に掲載した「コンサル・ファイル」では、著者がコンサルティングの現場で直面した企業サイドの実情と、戦略・会計実務に役立つ知見が惜しみなく盛り込まれています。 決算書が読める会計の基礎知識と、経営戦略を成功に導く会計の実践スキルがしっかり身につく本です!
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