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サッカー 新しい守備の教科書 優れた戦術は攻撃を無力化させる

サッカー 新しい守備の教科書 優れた戦術は攻撃を無力化させる

坪井 健太郎 and 小澤 一郎

累計読者数3
平均ハイライト数 27件/人
star総合評価 75/100
trending_up後半加速型
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この本について

サッカーを観ていて、「なぜこのチームは守れているのに、うちのチームはバタつくんだろう…」とか、「個の頑張りはあるのに、組織になると途端に穴ができる」といったモヤモヤって、指導者でも選手でもよくありますよね。自分も試合を見ながら、原因はなんとなく分かるけれど、言語化しきれない場面が多くて、ずっと悩んでいました。 この本は、その“なんとなく”を整理してくれる一冊でした。特に刺さったのは、スペイン式の「まずチームの戦術を提示し、その中に個とグループが入る」という発想です。個の強度が低いから崩れるんじゃなくて、“抜かれてもいい構造”をチームとしてつくれば、個のプレーも強度が上がる。現場でありがちな「アプローチが甘い」という現象が、技術や根性ではなく、戦術的な安心感の欠如から起きているという説明にはハッとさせられました。また、守備がうまいチームは「どこで奪うのか」が明確で、そのエリアにボールが来た瞬間にインテンシティが上がるという指摘も、試合を観るときの視点を大きく変えてくれます。 読む前よりも、試合中に「いまどのゾーンで、どんな目的で動いてるのか」を拾えるようになり、選手のポジショニングが意図を持って見えてくる感覚があります。指導の現場でも、選手に“なぜそこに立つのか”を説明しやすくなりました。 特に、個の能力のせいにしたくない指導者や、戦術の言語化に悩んでいる人に刺さる本だと思います。

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