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目的なき人生を生きる (角川新書)

目的なき人生を生きる (角川新書)

山内 志朗

KADOKAWA / 2018-02-10

累計読者数5
平均ハイライト数 13.2件/人
推定読了時間 約2時間47分
star総合評価 53/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 37%

この本について

人生の目的とか、努力の方向とか、正直よく分からないまま毎日をこなしている人、多いと思います。がんばれば報われるはずだとか、夢は見つけて追わなきゃいけないとか、気づけば「正解のありそうな道」を選ぼうとしてしまう。でも実際は、がんばっても空振りするときはあるし、目的なんて気まぐれに揺れるものだったりします。 『目的なき人生を生きる』は、そのモヤモヤをごまかさずに見つめるための本です。例えば、「人生にロードマップはない」という一文を読むと、計画通りに生きられない自分がダメなんじゃなくて、そもそも人生がそういう構造をしていないだけなんだと、ふっと肩の力が抜けます。また、がんばることがいつの間にか自己目的化してしまう危うさや、強い感情や“本当の自分探し”がエサのように人を惑わせるという指摘も、思い当たる人は多いはずです。 風にたとえて人生を語る部分も印象的で、行き先を決めてから動くのではなく、先に“そわそわ”があって、あとから意味がついてくるという感覚がすっと入ってきます。目的を決めない自分を責めるより、風向きを読む方に意識を向けていいんだと思える。 「目的が分からないまま動いてしまう自分」に引っかかりを感じている人には、とても静かに効く本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

人生を意味だらけだと思うと、「つまずきの石」につまずく。 死ぬまで競争? 勘弁して。自己実現など、小賢しい。終活、就活、余計なお世話。 それでも世間はやかましい。 社会に煽られ、急かされ続ける人生を、一体いつまで過ごせばいいのか。 「それは何のためだ、何の役に立つ?」世間は「目的を持て!」とうるさい。 しかし、人は生まれる前にその問いを立てたのか、死ぬ直前にその問いを立てるのか?? 「人生に目的はない」。そう考えた方が豊かな人生を過ごせると、反倫理を倫理学者が真面目に提示する。 『小さな倫理学』を唱える著者が贈る解放の哲学。 ■人生の答えはありそうだが、ないという形式でしか存在し得ない ■「幸せ」とは道路標識のようなものでしかない ■人生に目的があったら、生きる必要などない。「なぜ」なしに元気を出せることが大事 ■権力好きの本質は、他者から評価されること、褒められることや意識されることを何よりも求めることである ■人生論にしても幸福論にしても、一枚からなる決定版の処方箋を求めようとしてしまう。そんなものはない、いやあっては困るのだ。 ■後ろ向きに後ずさりしながら未来に向かおうとする ■<私>とは、光源ではなく、奈落、根底、暗闇、深淵なのだ ■友達の多い人は他人を攻撃することも得意な人だ ■現世において成功している者を来世においても成功させるために、つまり現実世界を二倍化するために宗教はあるのではない ■強すぎる感情は依存症だ。 ■目的がないとは、予めないということであって、最初から最後まで、現実化しないということではない。目的は最後に現れるのである。 ■目的は存在しない。目的は作るものだから。 ■人生は評価されるためにあるのではない。それが「尊厳」ということの意味である
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