
極上の孤独 (幻冬舎新書)
下重暁子
累計読者数8
平均ハイライト数 11.9件/人
推定読了時間 約3時間37分
star総合評価 50/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 28%
この本について
人と関わる時間は好きなはずなのに、ふと家に帰ると落ち着かず、スマホを眺めては「なんでこんなに気持ちがざわつくんだろう」と思うことがあります。誰かに相談してもスッキリしないし、かといって一人になるのもこわい。読者の方が保存していた抜粋を見ていると、その“中途半端な淋しさ”にずっと居心地の悪さを覚えているのかな、と感じました。 『極上の孤独』は、孤独を「耐えるもの」としてではなく、「自分を育てるための手段」として書いている本です。たとえば、著者は「孤独の孤は個性の個」と言い切ります。孤独の中で自分の考えが形になり、誰の意見にも引きずられずに選べるようになる。その視点を持つだけでも、他人の反応を基準に動いてしまう癖が少しゆるむはずです。また、淋しさと孤独を切り分ける話も印象的で、感情に振り回される時間と、自分を見つめる時間はまったく別物だと気づかせてくれます。さらに、孤独を避けて群れに合わせるほど、逆に孤独感が増すという指摘は、日々の行動を変えるきっかけになるはずです。 「周りとほどよい距離をとりたいのに、つい同化してしまう人」に特に刺さる本だと思います。孤独を理想化するわけでも、急にストイックになれと言うわけでもなく、十分でも二十分でも一人と向き合う時間を持つだけで、自分の輪郭がはっきりしてくる。そんな現実的なヒントが欲しい人に向いています。
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出版社による紹介
現代では「孤独=悪」だというイメージが強く、たとえば孤独死は「憐れだ」「ああはなりたくない」と一方的に忌み嫌われる。しかし、それは少しおかしくないか。そもそも孤独でいるのは、まわりに自分を合わせるくらいなら一人でいるほうが何倍も愉しく充実しているからで、成熟した人間だけが到達できる境地でもある。「集団の中でほんとうの自分でいることは難しい」「孤独を味わえるのは選ばれし人」「孤独を知らない人に品はない」「素敵な人はみな孤独」等々、一人をこよなく愛する著者が、孤独の効用を語り尽くす。
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