
No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい金利の本
上野泰也
かんき出版 / 2018-04-02
この本について
金利のニュースって毎日のように目に入るのに、「結局なにがどう影響してるんだっけ…?」とモヤっとしたまま流してしまうことが多いですよね。短期金利は日銀の政策で動くとか、長期金利は将来の経済の見通しで決まるとか、言葉は知っていても、自分の仕事や生活とどうつながるのかが見えにくいまま終わりがちです。僕自身もしばらくそうでした。 この本が助かったのは、金利の仕組みを“金融市場の卸売価格”として説明してくれるところでした。コール市場や債券市場といった場所がどうつながり、なぜ10年物国債の利回りが世の中の長期金利の指標になるのかが、日常の感覚に引き寄せて読めます。中小企業が金利上昇で苦しくなる理由や、住宅ローン金利がどう決まるのかといった、現実の行動に近い視点が多いのもありがたいところです。 さらに、長期金利が動く背景として「景気」「物価」「金融政策」「財政政策」「需給」の5つを常に頭に置いておく、というシンプルな軸が示されるので、ニュースを見ながら自分なりに“いま何が効いているのか”を整理しやすくなります。イールドカーブやOISなど、普段聞き慣れない言葉も、予測のための道具として位置づけてくれるので、無理なく理解が積み上がる感じがあります。 金利を専門にしたいわけじゃないけれど、仕事や投資で最低限の“読める感覚”を持っておきたい人にとくに刺さる一冊だと思います。僕と同じく、ニュースの言葉が表層で流れてしまっていた人ほど、視界がクリアになるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの41%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






