
社会科学における場の理論 社会的葛藤の解決と社会科学における場の理論
クルト・レヴィン、猪股佐登留
累計読者数4
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star総合評価 30/100
boltライト読書型
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この本について
仕事でも私生活でも、「なんで自分は同じパターンにはまるんだろう」とか、「状況を理解したつもりでも、ぜんぜん動けない」といったモヤモヤがあると思います。原因を性格のせいにしてもスッキリしないし、環境のせいにしても前に進めない。そういう時に、レヴィンの“場を見る”視点はけっこう効きます。 この本が面白いのは、行動を「本人と環境の関数関係」として扱うところで、抜粋にもあるように、意識・無意識・集団への所属・時間的な流れまでを“生活空間”としてまとめて捉える点です。自分の変化が「意思の強さ」ではなく、認知の組み替え、動機づけのゆらぎ、集団との関係の変化として説明されていくと、原因の見立てがだいぶ変わります。たとえば退行と後戻りをきちんと区別する視点は、うまくいかない時の“戻ったように見える動き”を読み違えない手がかりになります。 概念を厳密に扱うので読みやすい本ではないですが、その分、日常の「どうしてこうなるのか」を落ち着いて整理する材料が増えます。状況に振り回されている感覚が強い人や、自分の行動の“場”をもう少し丁寧に見たい人には刺さるはずです。
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