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地元経済を創りなおす-分析・診断・対策 (岩波新書)

地元経済を創りなおす-分析・診断・対策 (岩波新書)

枝廣 淳子

岩波書店 / 2018-02

累計読者数4
平均ハイライト数 16件/人
推定読了時間 約4時間11分
star総合評価 51/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 27%

この本について

地域のことを考えたいと思っても、「結局、人口が減ってるんだから仕方ないよな…」とか「外からお金を持ってくる以外に手がないんじゃ?」みたいな行き詰まりを感じることが多いと思います。僕も同じようにモヤモヤしていたのですが、この本を読んで、視点そのものを間違えていたんじゃないかと気づかされました。 特に刺さったのは、「地域にお金を呼び込むこと」よりも、「入ってきたお金がどれだけ地域内で回るか」が本質だという話です。補助金でも観光でも工場誘致でも、外から来たお金が一瞬で域外に流れ出るなら、地域にはほとんど残らない。パン屋の例のように、地域で日常的に消費されているものを地域でつくるだけで、小さな産業が生まれ、働く場所が生まれ、定住する人が増える。この“地消地産”の目線は、抽象論じゃなくて、めっちゃ手触りがあります。 さらに、石油価格や気候変動で「遠くから何でも運んでくる時代は終わる」という指摘も現実的で、だからこそ地域内に「漏れている穴」をふさぐことが、これからの当たり前になるんだろうなと腹落ちしました。派手な施策じゃなくても、地元でお金が一度でも多く回るようにするだけで、地域の“しなやかさ”は確実に変わっていく。 地域づくりに関わっている人はもちろん、「自分の暮らす場所を少しでも良くしたい」と思っている人にしっくりくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

人口減少、駅前のシャッター通り、あきらめ...。地元経済の悪循環を断ち切る方策はないのか。現状をまずは可視化して、お金や雇用を外部に依存する割合を減らすための考え方やツールを紹介する。好循環を生んだ事例も盛り沢山。次なる金融・エネルギー・気候変動の危機に対する「しなやかに立ち直る力」をいま地元で育む。
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