
コンビニ外国人(新潮新書)
芹澤健介
新潮社 / 2018-05-17
累計読者数9
平均ハイライト数 14.8件/人
推定読了時間 約2時間30分
star総合評価 49/100
start序盤集中型
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この本について
外国人スタッフが増えたコンビニでレジに立つ人を見て、「この裏側ってどうなっているんだろう」と何度か考えたことがありました。働く理由も事情も国ごとに違うはずなのに、自分は“見えているようで見えていない”まま日々を過ごしている感じがして、ちょっとしたモヤモヤが残るんですよね。 『コンビニ外国人』は、そのモヤモヤを「そういう背景があったのか」と輪郭のある理解に変えてくれました。例えば、日本語学校や専門学校が留学生を囲い込んでいる実態や、週28時間の労働制限が他国と比べるとどれほど緩いのかといった事実は、自分が勝手に思い描いていた“留学生像”を一度リセットさせられます。さらに、コンビニで働くのは永住目的の「移民」ではなく、制度上は全く別枠として扱われているという日本独自の定義にも触れられ、日常の光景にある複雑さが急に立ち上がってくる感覚がありました。 読み終えてみると、コンビニのレジに立っている“誰か”を見る目が少し変わります。単に「大変そうだな」ではなく、「ここに来るまでの物語が一人ひとりにあるのかもしれない」と想像できるようになる。本書はそんな、小さな視点の変化を静かに促してくれる一冊です。 身近な風景を“別の角度から見たい”と思っている人に刺さると思います。
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出版社による紹介
全国の大手コンビニで働く外国人店員はすでに4万人超。実にスタッフ20人に1人の割合だ。ある者は東大に通いながら、ある者は8人で共同生活をしながら――彼らはなぜ来日し、何を夢見るのか? 「移民不可」にもかかわらず、世界第5位の「外国人労働者流入国」に日本がなったカラクリとは? 日本語学校の危険な闇とは? 丹念な取材で知られざる隣人たちの切ない現実と向き合った入魂のルポルタージュ。
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