
実践 金融データサイエンス 隠れた構造をあぶり出す6つのアプローチ (日本経済新聞出版)
三菱UFJトラスト投資工学研究所
日経BP / 2018-05-18
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推定読了時間 約4時間8分
star総合評価 52/100
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この本について
相場を触っていると、「目の前で動いているこの値動きって、いったい何に反応してるんだろう…」と立ち止まる瞬間があると思います。ニュースが影響しているようでいて、実際には高速な注文のぶつかり合いだったり、SNSのざわつきが効いていたり。自分の理解がどの層の情報で止まっているのか、ふと不安になるあの感じです。 この本が面白いのは、そうした“見えていないレイヤー”を、6つのアプローチで丁寧に剥がしてくれるところです。読者が保存していたのも、高頻度取引やリアルタイムデータ、テキストデータの話でしたが、まさにそこが本書の強みで、単に「HFTが重要です」と言い切るのではなく、その背後にある構造をどう読み解くかまで踏み込んでくれます。たとえば、ニュースの流れと板の変化を同時に追うと何が見えてくるのかとか、1日の中の細かい売買のクセをどう扱うと判断の解像度が上がるのか、といった具合です。自分では情報量が多すぎて手を出しづらい領域が、少し現実的な距離に感じられます。 個人的には、マーケットの「反応の速さ」に置いていかれている気がする人ほど刺さる本だと思います。全部理解する必要はないけれど、何が起きているのかの輪郭だけでもつかみたい人にちょうどいい一冊でした。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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出版社による紹介
次の投資戦略を 膨大なデータから掘り起こす! 本書は金融におけるデータ分析業務(資産運用、金融におけるリスク管理、金融マーケティングなど)がビッグデータの登場により、どのように変わってきたのかを概観。 さらに、これらのデータを活用することでどのような知見が得られ、どのようにビジネスに活用できるのかを豊富な具体的分析例を交えつつ解説する。金融データ分析のプロフェッショナル(データサイエンティスト)の視点から、新しいデータを活用した独自の切り口での分析結果をていねいに説明する。 【本書で取り上げる事例】 ・有価証券報告書からデータを抽出し、企業間の関係情報をビジュアル化する ・ある企業に生じたショックが関連企業の株価に与える影響の速度(タイムラグ)を分析 ・連邦公開市場委員会の文章が何を話題にしているのかを機械にテキスト分析させ、金融政策の「見通し」をスコア化する ・「政府」「中央銀行」「マスメディア」「民間エコノミスト」「市場関係者」「一般人」が発信する多種多様なデータを統合し、マクロ経済分析(経済環境のリアルタイム評価)を行う など
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