
運動前のストレッチはやめなさい 体を痛めず硬さをほぐす 効果倍増メソッド (SB新書)
中野 ジェームズ 修一
SBクリエイティブ / 201407
この本について
運動前にストレッチをしても「あれ、体が温まってない…?」とか、せっかく伸ばしているのにイタ気持ちよさが正しいのか迷うことが、僕自身よくあります。やったほうがいいと聞く一方で、逆効果になるケースもあるらしくて、何を信じればいいのか分からなくなるんですよね。 この本は、その曖昧さをかなりスッキリ整理してくれました。まず、ストレッチは“温まってから”やらないと意味がないという話。静的なストレッチでは筋肉が温まらないので、ウォーキングなどで15分ほどじんわり汗ばむくらいの時間を取る必要があるという事実は、知っていても実践できていなかったところでした。そして、柔軟性は一瞬で消えてしまうけれど、続けることで筋肉内部の構造が変わり、元の柔軟性そのものが底上げされていくという説明は、自分の実感とようやくつながりました。呼吸に意識を向けて20〜30秒だけ伸ばす、という明確な目安が示されているのもありがたいポイントです。 また、ストレッチは「どこもかしこも伸ばせばいい」ものではなく、自分の弱い部位をチェックして優先順位をつけるべきだという考え方も、時間がない日々には現実的でした。開脚ができれば偉い、みたいな雰囲気に流されがちですが、過度な柔軟性が逆に関節の安定性を失わせるという指摘も腑に落ちます。 運動前後のケアで何をやればいいか迷っている人。なんとなく続けているストレッチが本当に合っているのか確かめたい人。そんな人には、変に頑張らなくてもいい方向に整えてくれる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
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