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細菌が人をつくる (TEDブックス)

細菌が人をつくる (TEDブックス)

ロブ・ナイト, ブレンダン・ビューラー, 山田 拓司, and 東京工業大学山田研究室

累計読者数5
平均ハイライト数 5.8件/人
推定読了時間 約4時間
star総合評価 33/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 31%

この本について

体調がなんとなく安定しなかったり、気分の波が読めなかったり、「結局これは性格なのか、体質なのか」が分からないまま過ごしてしまうことってありますよね。僕もずっと自分のコンディションの理由がつかめず、生活習慣を変えてもピタッとはまらない感じが続いていました。 この本を読んで少しだけ視点が変わったのは、「自分だと思っていた部分のかなりの割合が、実は細菌との共同作品らしい」というところでした。体の中の細胞より細菌のほうが多いという話はインパクトが強いですが、単なる豆知識ではなく、日々の不調や気分の揺れも“自分だけの問題”と切り離さなくていいんだと思える余白をくれます。常在細菌の構造が人によって全く違うからこそ、同じ生活改善が同じ結果にならない理由にもなるし、無理に万人の正解に合わせなくていいと感じられました。 さらに、かつては莫大な費用が必要だった細菌のデータが今は手の届く範囲になっているという話も面白くて、自分のコンディションを把握する手段が広がってきていることを実感します。科学的な研究(ランダム化プラセボ対照のようなやつ)が積み重なっているから、感覚ではなくデータで考える余地があるのも安心でした。 自分の不調や性格を“全部自分のせい”にしがちな人には、特に刺さると思います。自分の内側にいるもう一つの住人たちとどう付き合うか、そんな視点を静かに渡してくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

腸の声を聞こう。10兆個ある人間の細胞より10倍も多い細菌の大コミュニティが、私たちの健康と病気(腸疾患、肥満、アレルギー、喘息、うつ病)、気分や行動の鍵を握っている。他人とは90%違うというヒト常住細菌叢(ヒューマンマイクロバイオータ)の威力がようやくわかってきた。出産方法の影響、話題のプロバイオティクスや抗生物質の服用法まで、この分野の第一線を行く科学者が驚くべき最新の実験結果を紹介しながら、細菌というミクロな隣人と共生する未来を覗き見る。
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