
小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」(小腸内細菌増殖症)から身を守れ!
江田 証
この本について
お腹の不調って、検査しても「特に異常なし」で片づけられがちですよね。僕も長いあいだ、食後に張る感じや、理由のわからない胃のムカつきを抱えたまま仕事していて、「歳のせいなのかな…」くらいに思ってました。でも、間食が多い日ほど調子が悪かったり、ストレスが続くと一気にお腹が弱るのは、気のせいじゃなかったんだと、この本でようやく腑に落ちました。 この本は、SIBOという“小腸の細菌が増えすぎてしまう状態”を軸に、日常のどんな行動が小腸の動きを邪魔しているかをかなり立体的に教えてくれます。例えば、しばらく食べ物を入れない時にだけ働く小腸の清掃運動があって、間食を続けているとそれが止まり、小腸がうまく流れなくなるという話。あるいは、胃酸を抑える薬を続けていると、雑菌を殺しきれず、小腸でガスが増えて胸焼けや腹部膨満につながるというメカニズム。どれも生活の具体的な癖とつながっていて、「あ、これ自分やってる…」と何度も立ち止まりました。 食事の面でも、ただ“腸にいいものを食べろ”ではなく、豆類や小麦など発酵しやすい糖質が自分の腸でどう反応しているのかを知れるので、なんとなく避ける・なんとなく摂るではなく、理由を持って選べるようになります。僕の場合は、豆腐やナッツが体質的に合わない時期があった理由がわかり、やっと食事の調整がしやすくなりました。 お腹のトラブルを「体質」で終わらせず、行動レベルで整えたい人に向いている一冊です。悩んでいる最中でも読みやすく、明日から試せるヒントが多いので、症状の名前がつかない不調に揺れている人ほど刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
読書の順序
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