
システム開発のための見積りのすべてがわかる本
佐藤 大輔、畑中 貴之、渡邉 一夫
翔泳社 / 2018-09-18
この本について
システム開発の見積りって、やればやるほど「どこまでが十分なのか」が分からなくなる瞬間がありますよね。要件は揃っているつもりなのに、後から漏れが出てきたり、工数の根拠を聞かれて言葉に詰まったり…。自分もずっとそのモヤモヤを抱えていて、見積りが“経験と勘”に寄りすぎるのが怖かった時期があります。 この本が良かったのは、その曖昧さをほどいてくれる具体性があるところです。たとえばユースケースの粒度をどう揃えるか、という地味だけど本質的なポイントをきちんと扱っているので、「会員登録ができる」レベルで止めずに、必要な作業を細かく拾っていく感覚が掴めます。また、積み上げ法でもFP法でも共通して、要件を深掘りするほど見積りの精度が上がる理由が、実務寄りの例で説明されているので、顧客との会話でどこまで確認すべきかが自然とイメージできるようになるのも助かりました。必要な資料として何が最低限なのかを明確にしてくれるのもありがたいところです。 派手さはないけれど、日々のプロジェクトで「見積りをもっと説明できるものにしたい」と悩んでいる人ほど刺さる本だと思います。経験年数に関わらず、仕様の漏れをなくしたい人にはとても現実的に役立ちます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
エンジニアのための見積もり実践入門 技術の泉シリーズ (技術の泉シリーズ(NextPublishing))
親方Project

ソフトウェア見積り 人月の暗黙知を解き明かす
スティーブ マコネル, 溝口 真理子;田沢 恵, and 久手堅 憲之

プロジェクトの「測る化」
藤貫 美佐

新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道
AndrewHunt, DavidThomas, and 村上雅章

【図解】はじめての上流工程(要件定義・システム設計・プロジェクトマネジメント)入門: よくわかる!システム開発入門
ひぐま
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要