
自分でやった方が早い病 (星海社 e-SHINSHO)
小倉広
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推定読了時間 約3時間54分
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この本について
仕事を任せたい気持ちはあるのに、結局自分で抱え込んでしまう。任せたほうがいいと頭ではわかっているのに、相手のやり方を見るとつい口を出したくなる。そんなモヤモヤ、僕もずっと抱えていました。「自分でやった方が早い」と思った瞬間に、もう抜け出せなくなるあの感覚です。 この本が刺さるのは、「任せる」と決めたあとに本当に何が起こるのかを、かなり現実的に描いてくれているところでした。たとえば、任せるとは放置ではなく「見ているけれど、細部まで介入しない」状態をつくることだ、とか。失敗は前提で、その失敗がないと相手の責任感も芽生えない、とか。読んでいて痛いところを突かれるのに、不思議と救われる感じがあります。自分が楽になるためではなく、まわりの人が役割を持つことでチーム全体の景色が変わる、という視点をもらえるのが大きかったです。 特に心に残ったのは、「一軍は今いるメンバーだと思わないとゲームは始まらない」という考え方でした。完璧な人材が揃っていることを前提にしていると、ずっと“いつか”に逃げ続けてしまう。いま目の前にいる人たちと信頼関係を作り、小さなプロジェクトでも責任ごと渡すことで、はじめて自分もチームも動き出す。その姿勢に自分自身が背中を押されました。 自分が背負い過ぎてしんどいのに、手放すのも怖い。そんな葛藤を抱えている人にこそ、静かに効いてくる本だと思います。
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出版社による紹介
「まわりの人への任せ方がわからない」「いい仕事があがってこないから任せたくない」「教える時間がないから自分でやる」―。これが「自分でやった方が早い」という病。病が悪化すると、待っているのは“孤独な成功者”姿。「お金はあるが、つねに忙しくて、まわりに人がいない」「仕事の成功を一緒に喜ぶ仲間がいない」。それは本当に「幸せ」なのか?本書ではリーダーシップ研修のプロが、自らの失敗体験を交えながら「本当の任せ方」「人の育て方」を披露。
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