
社員の力で最高のチームをつくる―――〈新版〉1分間エンパワーメント
ケン・ブランチャード, ジョン・P・カルロス, アラン・ランドルフ, 星野 佳路, and 御立 英史
ダイヤモンド社 / 2017-02-23
この本について
仕事を任せたいのに、なぜかチームが自走してくれない。情報も渡しているつもりなのに、決定はいつも自分に戻ってくる。そのたびに「結局、全部自分でやった方が早いのでは…」と、うっすら疲れてしまう瞬間ってありますよね。僕も同じで、任せたい気持ちと、不安で手を出してしまう気持ちのあいだでずっと揺れていました。 この本を読んで一番ガツンときたのは、「情報を制限するという行為そのものが、相手への無意識のメッセージになる」という指摘でした。信頼していない、判断できないと思っている、そんなふうに受け取られてしまう。たしかに、自分が“部外者扱い”されたらイラッとするよな…と妙に納得しました。また、ビジョンを全員で自分事に落とし込む作業の描写もリアルで、面倒くさいけれど避けて通れない理由が腹落ちしました。境界線を示すことで、逆に社員が自由に動けるという話も、これまでの「任せる=放任」という思い込みを崩してくれました。 特に、チームの判断力が弱いのは「能力不足」ではなく「情報不足」だという視点は、日々のモヤモヤを静かにひっくり返してくれます。情報を共有し、ガイドラインを明確にし、ビジョンと役割の“全体図と部分図”を一緒に描く。結局、エンパワーメントって魔法ではなくて、地味で丁寧な共同作業なんだなと感じました。 「任せたいのに、任せられない」で立ち止まっている人には、とても刺さる本だと思います。
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ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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