
禅とジブリ
鈴木敏夫
淡交社 / 2018-07-09
累計読者数7
平均ハイライト数 40.7件/人
推定読了時間 約3時間23分
star総合評価 67/100
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この本について
仕事のことを考えすぎて空回りしたり、「自分はこれでいいのか」と立ち止まったり。頭では休みたいと思っているのに、気づけば未来の不安や過去の後悔ばかり触ってしまう。そんなとき、この本の言葉が思いのほか静かに効いてきました。 たとえば「今、ここ」に集中することを怖がる現代人の話や、宮崎監督が作品作りで迷い、散歩しながらようやく次に進む瞬間のエピソード。どれも、考えすぎて身動きが取れなくなる自分と重なります。それに、何かを極めようとしている人ほど「自分を見失いそう」と感じる場面があることも、ジブリの現場の話を通して妙に納得できました。仏教の厳かな教えというより、生活のなかでどう折り合いをつけるか、そんな距離感で語られるのがこの本の読みやすさだと思います。 大きな答えがほしいというより、「とりあえず今日はこれでいいか」と思える視点を探している人に向いています。自分を変えるというより、自分との付き合い方を少しだけゆるめたいときに、そっと置いておける一冊でした。
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出版社による紹介
「過去、未来じゃなく、もっと今のことを考えなきゃ」──スタジオジブリプロデューサー鈴木敏夫氏が禅僧と奔放対談。対するは、玄侑宗久氏(作家・福聚寺住職)、横田南嶺氏(臨済宗円覚寺派管長)、細川晋輔氏(龍雲寺住職)の三人。『もののけ姫』『火垂るの墓』などジブリの名作から、死生観や人生哲学などを禅的に読みとき、宮崎駿・高畑勲両監督との映画制作の経験に照らして禅を語ります。月刊『なごみ』連載に対談と鈴木氏のエッセイを追加収録。
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