
ジブリアニメで哲学する 世界の見方が変わるヒント (ピーエイチピーブンコ)
小川 仁志
PHP研究所 / 2017-06-30
累計読者数3
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推定読了時間 約2時間42分
star総合評価 60/100
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この本について
なんとなく日々をこなしているだけで、自分の中の軸みたいなものが曖昧だなと思う瞬間ってありませんか。働く理由も、誇りの持ち方も、欲望との距離感も、全部「なんとなく」で片づけてしまいがちで、でも胸のどこかでは引っかかっている。僕もずっとそのタイプでした。 この本は、ジブリ作品を入り口にしながら、そういう曖昧な部分に静かに手を伸ばしてくれます。たとえば、「誇りって日常の達成感の積み重ねなんだな」と千尋の成長を通して腑に落ちたり、「欲望って怪物みたいだけど、抑え方はある」と気づいたり。さらに、自然との関係や、言葉が持つ力の重さについても、作品のシーンと地続きのまま考えさせられるのがいいところです。ジブリをただ“思い出す”んじゃなく、自分の生活に持ち帰れる形で視点が変わっていきます。 大げさに人生が変わるわけではないけれど、目の前のものの見え方が少し澄む感じがあります。特に、気づけば自分の欲や焦りに振り回されがちな人には刺さると思います。僕自身、「ああ、こういうところで迷ってたんだな」と気付けた一冊でした。
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出版社による紹介
こんな見方もあったのか! 人気哲学者が教える、新しい「アニメの楽しみ方」。ジブリアニメには、映画を観た人たちに、「あれは何を意味していたのだろう?」と深く考えさせる不思議な魅力がある。それは宮崎駿監督が、人間にとって重要なテーマを描いているからにほかならない。本書では、そんな宮崎駿監督の10作品中に出てくる「風」「森」「城」「海」などの主要なモチーフを哲学し、作品に隠されたメッセージに迫りつつ、私達の生きる現実世界の本質を解き明かしていく。思考の楽しみに気づかせてくれるとともに、思わずジブリアニメを観返したくなる1冊。 【目次より】●「飛行石」とはなんだったのか? (『風の谷のナウシカ』) ●トトロに会えるのはどんな人? (『となりのトトロ』) ●アシタカが腕に呪いをかけられた理由(『もののけ姫』) ●なぜ千尋は神隠しにあったのか? (『千と千尋の神隠し』) ●なぜ津波が美しく描かれているのか? (『崖の上のポニョ』) 【PHP研究所】
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