
風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡
宮崎 駿
累計読者数9
平均ハイライト数 4.8件/人
star総合評価 47/100
boltライト読書型
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この本について
仕事でも創作でも、ふと「自分の弱さをごまかして形だけ整えてないか…」みたいな不安って出てきますよね。焦るとニヒリズムに逃げたり、逆に理屈で武装したくなったり。それでもどこかで、もっと誠実なやり方があるんじゃないかと迷い続けてしまう。 『風の帰る場所』を読むと、宮崎駿という巨大な存在が、同じような揺れの中で作品を作ってきたことが、そのままの言葉で語られています。たとえば、自分の中にある投げやりな感情を「それで映画を作りたいとは思わない」と言い切る姿勢に、背筋を正される人は多いと思うし、千尋に付き添い続ける絵コンテの話からは、「説明よりも、人が世界をどう変えていくか」を粘り強く見つめる視点が伝わってきます。それから、戦後の通俗文化や手塚治虫への批評など、好き嫌いではなく「自分の立ち位置をどう作るか」を考える材料がやたら増える本でもあります。 誰かを否定して強くなろうとするんじゃなく、迷ったままでも前に進むための視界を少し広げたい人に向く本だと思います。自分の仕事や表現にモヤモヤを抱えたままの人なら、どこか一行が勝手に引っかかって、後から効いてきます。
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出版社による紹介
『風の谷のナウシカ』から『千と千尋の神隠し』まで、宮崎駿監督が自らの作品の背景や狙いはもちろん、文明論から歴史観に至るまで、徹底的に語り尽くした完全保存版インタビュー集。
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