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戦乱と民衆 (講談社現代新書)

戦乱と民衆 (講談社現代新書)

磯田道史、倉本一宏、クレインス・フレデリック、呉座勇一

累計読者数3
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約4時間14分
star総合評価 34/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%

この本について

仕事でも日常でも、目の前の出来事が「なんでこうなるんだろう」と腑に落ちないまま過ぎていくことが多くて、歴史を読んでいるときだけ逆にスッと理解できる感覚があるんですよね。とはいえ、大きな戦や権力争いの話になると、民衆の姿が見えなくなってしまい、結局“遠い世界のこと”で終わってしまうこともあると思います。 この本を読んで印象に残るのは、まさにその“見えない民衆の実感”が、戦乱の裏側でどう積み重なっていたかが丁寧に描かれているところです。例えば、白村江の戦いの余波が壬申の乱まで響いていたという指摘は、歴史の断片が一本の線につながる瞬間でしたし、堺で食料がなくなり、外国人が目立つほど人が逃げていた描写は、「戦乱は政治の話」ではなく「生活の話」なんだと改めて思わされました。こういう細部が見えると、歴史が急に現在の自分に近いものに感じられます。 大げさに人生が変わる、みたいな類の本ではないですが、物事の背景を丁寧に読み解く姿勢を取り戻したいときに効いてくる一冊です。特に、表面だけ見ても腑に落ちないことが多い人や、歴史を“人の営み”として知りたい人にはしっくりくると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

白村江、応仁の乱、大坂の陣、禁門の変。日本史上の争乱はなぜ起きたのか。戦いを生き延びた民衆の姿とは? 白熱の討論、新書化!
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