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戦略の世界史(上) 戦争・政治・ビジネス 戦略の世界史 戦争・政治・ビジネス (日本経済新聞出版)

戦略の世界史(上) 戦争・政治・ビジネス 戦略の世界史 戦争・政治・ビジネス (日本経済新聞出版)

ローレンス・フリードマン and 貫井佳子

日経BP / 2018-09-25

累計読者数13
平均ハイライト数 18.8件/人
推定読了時間 約8時間34分
star総合評価 60/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 31%

この本について

仕事でも日常でも、思い描いた計画どおりに進むことのほうが珍しくて、途中で何度も立ち止まったり、やり方を変えざるを得なかったりします。そんなときに「これはもう失敗なんじゃないか」と不安になる気持ちは、僕自身よくわかります。 『戦略の世界史(上)』を読んで救われたのは、そもそも戦略とは“変化の中で組み替え続けるもの”だと淡々と語ってくれる点でした。最初の目標に固執するのではなく、状況が変われば戦略も変わるのがむしろ自然だと示されると、自分の試行錯誤にも少しだけ肯定感が生まれます。また、この本は「力で押すか、知略でいくか」という単純な二択ではなく、相手の意志や組織、さらには自分が周囲をどう説得できるかまで含めて戦略が成り立つと説明してくれます。手元の問題が複雑に見える理由が、構造として腑に落ちる瞬間がありました。さらに、戦略が最初から明確に存在したわけではなく、言葉によって形づくられてきたものだという視点も、日々のコミュニケーションの重みを見直すきっかけになります。 目の前の計画が揺らぐたびに焦りや迷いが生まれる人ほど、この本は静かに効いてきます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

決断のスリルとドラマ! 古今東西の戦争、革命と政治、戦略家たちの挑戦。遠大な視野、瞠目すべき博覧強記のもとに、縦横無尽の探究。 欧米メディアで絶賛! ■戦略とは、「パワーを創り出すアートである」。 ■戦略には、脅威と圧力だけでなく交渉と説得、物理的な効果だけでなく心理的な効果、行動や言葉も含まれる。戦略が最も重要な政治的アート(技芸)であるのはこのためだ。戦略は、人間の合理性、心理、行動、組織と個人、コミュニケーション、倫理、脳の働き、人間関係、社会関係など、社会のさまざまな領域と結びつき、多様な科学の理論と密接にかかわって発展してきた。 ■下巻では、「下からの戦略」として、ガンジーらの非暴力運動、キング牧師らの公民権運動、クーンの科学革命論、フーコーの哲学、アメリカ大統領選挙戦など、多様な話題を通じて戦略思想の変容をとらえる。また「上からの戦略」として、テイラー、スローン、フォードら経営者、ドラッカーなどの経営理論家の思想、ゲーム理論などの経済学の隆盛、社会学的な取り組みを明らかにし、合理的選択理論の限界、ナラティブ、ストーリーとスクリプトの有効性を問い、今日における戦略理論の妥当性を追究する。
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