
やがて君になる 佐伯沙弥香について (電撃文庫)
入間 人間 and 仲谷 鳰
累計読者数3
平均ハイライト数 2.3件/人
star総合評価 46/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 90%
この本について
人との距離をどう取ればいいのか、わりと大人になっても迷うことが多いです。特に、相手の望む自分に寄せすぎてしまったり、逆に相手の気持ちを想像するのがしんどくなったり。気づけば「これって私の気持ちなんだっけ?」みたいな混乱に落ちることもあります。 この本は、まさにその曖昧さの中で揺れる感情を丁寧に拾ってくれます。会わないまま電話をすると相手の顔が想像できなくなる、というあの妙な距離感。恋人という関係の中でも、替えが効く側と効かない側があると感じてしまう不安。そして、好きな人のために少しずつ自分が変わっていく、その変化を受け入れながらもどこかで怖さを抱えている感じ。読んでいて、自分が言語化しきれなかったところに静かに触れられるような感覚がありました。 物語としての切なさはもちろんあるんですが、それ以上に、「恋ってこういう曖昧なところが本質なんだよな」と落ち着く視点をくれる一冊でした。特に、相手の気持ちを理解しすぎて臆病になるタイプの人には強く刺さると思います。 恋愛そのものよりも、人と向き合うときの不安や変化に敏感な人にこそ読んでほしい本です。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの67%が集中しています。
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出版社による紹介
『やがて君になる』外伝ノベライズ、完結。大学生となった沙弥香の恋は――
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