
バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
バフェット太郎
ぱる出版
この本について
投資を続けていると、「この銘柄、今ほんとうに買い増していいのか」とか、「結局いつ何を基準に動けばいいのか」が曖昧なまま時間だけ過ぎていくことがあると思います。僕も同じで、相場に振り回される日が続くと、判断の軸がぶれているのが自分でも分からなくなる瞬間があります。 この本が役に立ったのは、派手なテクニックではなく“判断を迷わなくする仕組み”が淡々と書かれているところでした。たとえば、毎月最後の金曜日に組入れ比率が一番低い銘柄を一定額買い増すというルール。これだけ聞くと単純ですが、「株価は概ね適正に値付けされている」と割り切る姿勢とセットになると、感情に引っ張られない土台としてかなり強力でした。また、暴落前提でポートフォリオを組むという考え方も、日常の不安を和らげてくれる実感があります。値下がりしているからといって割安とは限らない、といった冷静な視点も、僕の“都合のいい期待”をよく止めてくれます。 読みながら、自分の投資を「うまくやる」よりも「続けやすくする」方向に整えていける感覚がありました。営業キャッシュフロー・マージンで競争優位を見たり、20銘柄以上は分散効果が薄れるといった現実的な話も、余計な幻想を剥がしてくれる感じがあります。 特に、売買のたびに税金が積み上がる現実や、米国株配当の二重課税といった“避けられない仕組み”もそのまま書かれているので、派手さはないのに腹落ちしやすい一冊でした。コツコツ型だけど判断に揺れがち、という人にはかなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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