
人が集まる会社 人が逃げ出す会社 (講談社+α新書)
下田直人
講談社 / 2018-12-15
この本について
仕事の判断で迷ったり、「結局うちの職場って何を大事にしてるんだっけ」とモヤモヤすること、けっこうありますよね。制度は整っているのに居心地が悪かったり、逆に忙しくても不思議と温度がある会社もあったりして、その差はどこから生まれるのか自分でもよく考えます。 この本が面白いのは、単に「いい会社・悪い会社」を語るんじゃなくて、日々の小さな違和感の正体を言語化してくれるところです。たとえば、判断に迷ったときに立ち返る軸があるかどうか。利益より優先できるものが会社の中にちゃんと存在するかどうか。働き方改革のような“手段”が、いつのまにか“目的”にすり替わっていないか。自分の職場だけでなく、自分自身の行動まで見つめ直すきっかけがけっこう多いです。読んでいて「知っているつもりで、全然行動に落とせてなかったな」と何度も思わされました。 特に響いたのは、「人をすぐ使える・使えないで判断する会社は冷える」という指摘や、仕事の目的を公共的な視点に置き直す話。どちらも、自分がチームで感じてきた温度差ややりにくさの理由を説明してくれる感じがありました。きれいごとじゃなく、現場で本当に起きていることに近い温度で語ってくれるので、読後に少しだけ行動を変えたくなる本です。 「居心地のいいチームや会社のつくり方を、自分の立場で考え直したい人」に特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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