
いちばんわかりやすい インド神話 (じっぴコンパクト新書)
天竺奇譚
実業之日本社 / 2019-01-21
累計読者数3
平均ハイライト数 1.3件/人
推定読了時間 約5時間2分
star総合評価 42/100
boltライト読書型
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この本について
最近、文化とか宗教の成り立ちを調べていると、「いろんな価値観が混ざり合って今の形になってるんだろうな」と思いつつ、実際どう混ざったのかまでは追えずにモヤモヤしていました。今の自分の考え方も、どこから来た価値観に影響されているのか知っておきたいのに、ざっくりした説明ばかりで腑に落ちない感じです。 この本を読んで面白かったのは、インド神話がただの神様の物語ではなく、侵入してきたアーリア人の宗教が土地ごとの神々と折り合いをつけ、少しずつ姿を変えてきた歴史そのものとして描かれているところでした。「この英雄は実は別の神の化身です」「この女神はこの神の妃です」といった形で文化を吸収していくプロセスがわかると、宗教の話が急に人間くさく見えてきますし、自分たちの価値観もこうした“折り合い”の積み重ねでできているのかもしれないと考えさせられます。また、インドで昔から大切にされてきたダルマやアルタ、カーマの考え方は、人生の目的を一本化しようとして息苦しくなりがちなときに、別の視点をくれるところが静かに効きました。 神話をもっと生活の感覚で理解したい人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
バーフバリ、FGO、女神転生、3×3eyes…など映画、アニメ、ゲームの原点がここに! ファンタジーを楽しむようにすらすら読めて一気にわかる! ―――人間味あふれる神々は、迷い、戦い、愛に生きる。ラーマ、クリシュナ、シヴァ、ガネーシャ…。インド神話の歴史は古く、インド最古の聖典『リグ・ヴェーダ』に遡ることができます。ヴェーダが生まれるよりも千年以上昔に、高度な都市文明「インダス文明」がありました。インド神話とは、インダス文明から現代まで約4500年もの長い間、脈々とインドで受け継がれてきた神々の物語の集大成なのです。強烈な個性をもつ神々は、ときに迷い、ぶつかりあい、愛に生きる忘我混沌の物語を繰り広げます。複雑な印象のインド神話ですが、本書では、豊富な図表や美しいイラスト、物語調の解説を用いて、その魅力を余すことなく伝えます。
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