
ふしぎ駄菓子屋銭天堂
廣嶋玲子、jyajya
偕成社 / 20210915
累計読者数3
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約2時間5分
star総合評価 34/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%
この本について
最近、「やれることは全部やったはずなのに、どこか詰めが甘い気がする」とか、「あと一歩のところで判断を迷ってしまう」みたいなモヤモヤを抱えている人、多い気がします。自分でも気づかないまま焦ってしまって、肝心なところを見落とす…僕もよくやります。 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の抜粋を見ていると、真由美が型ぬきケースを何度も確かめたり、材料がないと分かっても諦めずに箱の底まで探したり、そんな“細かい行動の積み重ね”が物語を動かしていることに気づきます。無理に前向きになろうとする話ではなくて、焦りや不安を抱えたままでも、丁寧に周りを見れば突破口は案外そこにあるかもしれない、という現実的な視点が心に残ります。それに、紅子さんのあやしい気配に気づかない場面や、信也が必死にあがく場面は、気持ちが追い詰められると判断が鈍る自分たちの日常にも重なるところがあって、妙にリアルなんですよね。 この本は、劇的に人生を変えるようなメッセージをくれるわけではないけれど、「見えていなかった選択肢って、案外すぐそばにあるのかも」と自然に思わせてくれます。行き詰まったときに、もう一回だけ周りを見直す余裕を思い出させてくれる作品です。 こんな人に刺さると思います。焦ると視野が狭くなる自覚がある人。
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出版社による紹介
研究所の職員が紅子を装って、開発した駄菓子をばらまき、銭天堂の評判をおとしめる計画は、着々と進行していた。これを知った紅子は、この計画を阻止しようと、行動に出る。しかし、六条教授は、紅子の動きを完全に読んでいた……。
そして、ついに紅子と六条教授の対決のときがせまる。
目次
・プロローグ
・いいものナゲット
・メイク・アップル
・ごまかしボーロ
・六条研究所にて……
・忍者ジンジャー
・銭天堂にて
・まねまねマネー
・デジタルト
・エピローグ
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