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超訳 モンテーニュ 中庸の教え

超訳 モンテーニュ 中庸の教え

大竹稽

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2019-01-25

累計読者数18
平均ハイライト数 15.1件/人
推定読了時間 約4時間6分
star総合評価 61/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 46%

この本について

最近、「自分って結局何者なんだろう」とか「他人のペースに巻き込まれてばかりで落ち着かない」とか、そんな小さなざわつきが一日のどこかで顔を出しませんか。僕もよくあります。仕事のリズムをつかめなかったり、他人の期待に寄りかかってしまったり、逆に自分の弱さを直視できずにごまかしたり。静かに疲れるんですよね。 『超訳 モンテーニュ 中庸の教え』は、そのざわつきを一気に解決するような本ではありません。でも、読んでいると「そういう揺れも含めて、自分なんだよ」と落ち着かせてくれる感じがあります。抜粋にも出ていますが、「バカであるのは一面でしかない」「ペースは自分の身体が知っている」「出来事は調整できない、調整できるのは自分だけ」など、どれも“無理に整えようとしない”視点をくれます。僕の場合、仕事のスピードを他人基準で合わせて勝手に疲れていた時に、これらがずっと響いていました。 この本は、今の自分を押し出すでもなく、引き締めるでもなく、「そのまま丁寧に描写してみようよ」と促してくれます。弱さも欠点も揺れも、排除するんじゃなくて扱い方を学ぶ感じです。特に、自分を偽ることへの厳しい言葉や、「自分との約束」を最も大切にする誠実さの話は、日常の小さな行動まで見直すきっかけになりました。 自分のペースを取り戻したい人、他人の思考に引っ張られやすい人、いま心が少し落ち着かない人にはじわっと刺さると思います。読みながら、自分の輪郭が少しずつ整っていくような一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

モンテーニュが『エセー』を書いてくれたことで、 地上に生きる喜びは大きなものになった。――ニーチェ デカルト、パスカル、ルソー、アランなど世界の哲学者に影響をあたえた名著、ついに超訳で登場。
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