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読まずにすませる読書術 京大・鎌田流「超」理系的技法 (SB新書)

読まずにすませる読書術 京大・鎌田流「超」理系的技法 (SB新書)

鎌田 浩毅

累計読者数3
平均ハイライト数 6件/人
star総合評価 42/100
boltライト読書型

この本について

読書って好きなはずなのに、気づけば「読むこと自体」が目的みたいになってしまうことありませんか。積ん読が増えるほど落ち着かなくなるし、スキマ時間も全部読書に充てないといけない気がして、むしろ心がすり減っていく感じ。僕自身ずっとそのモヤモヤを抱えていて、この本を読んだときにようやく呼吸ができた気がしました。 著者が言うのは、読書をストック型からフロー型へ切り替える大事さです。必要以上に溜め込まないこと、そして「八割読書・二割自由」のように、意識的に余白を残すこと。やり過ぎるほど成果が出るタイプの行為じゃないんだよ、という指摘は、読書に義務感を抱えていた自分にとってかなり救いでした。さらに面白いのは、著者の講義スタイルにも通じる“無理に詰め込まない姿勢”で、眠かったら静かに寝ていい、つまらなければ退席していいという考え方。知識を扱う人がここまで割り切るのか、と視点が変わりました。 もう一つ印象に残ったのは、著者のフレームワークをつかむことが読書のコツだという話です。本と自分の関係も人間関係と同じで、世界の見え方が違う相手とどう対話するかで理解度が変わる。そのおかげで、読めなかった本を無理に「理解しなきゃ」と思う力みが減りました。 積ん読に罪悪感がある人、読書で息苦しくなっている人には特に刺さる本だと思います。読書量そのものではなく、読書が生活にどう流れ込むかを考えたいときにちょうどいい一冊でした。

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