
発想法 改版 創造性開発のために (中公新書)
川喜田二郎
累計読者数14
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star総合評価 63/100
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この本について
仕事の整理でも、人生のモヤモヤでも、「自分の悩みはもう把握してるつもりなのに、いざまとめようとすると何もつかめない…」という瞬間があると思います。僕もよくそこで詰まっていました。頭の中では一本の問題に見えていたものが、紙に出した途端まったく別物として立ち現れてくる、あの混乱です。 『発想法』は、その混乱をごまかさずに扱うための道具をくれます。いきなり大きな結論に向かわず、まずは小さな断片を外に出し、それらの“親近感”から意味のまとまりを浮かび上がらせる。そのプロセスがあるだけで、問題が勝手に二つに割れたり、思い込みの輪郭がずれていたり、そんなズレが自然に見えてくるのが面白いところでした。また、定量的な情報だけに頼らないという姿勢も、仕事をしていると意外と忘れがちで、実際には「関係ありそうなもの」まで拾わないと創造的な接続は生まれないんだと実感します。 さらに、この本は“異質なもの同士をどう統合するか”にまで踏み込んでいて、分類だけして満足していた頃の自分には痛い指摘ばかりでした。図解にして初めて全体がつながる感覚や、一行にまとめるための「粗さ」の見極めなど、実践してみると確かに腹落ちします。 自分の考えをうまく言語化できずに詰まる人や、情報整理の途中でいつも迷子になる人には、かなり刺さると思います。
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