
ダイアグラム思考 次世代型リーダーは図解でチームを動かす
髙野 雄一
翔泳社 / 2024-01-29
この本について
仕事で情報がぐちゃっとしてきたとき、「そもそも何から整理すればいいんだろう…」みたいなモヤモヤがよくあります。言葉だけで考えていると、同じところをぐるぐる回ってしまったり、会議で話しているのに全然かみ合わなかったり。自分もずっとそこに悩んでいて、この本を読んでようやく“抜け道”みたいなものを見つけました。 一番助かったのは、図解を「キレイにまとめる技術」ではなく、考えを深めるための作業として扱っているところです。わからない状態のまま描き始めていいし、むしろ迷いが多いときほど何度も描き直すことで思考が醸成されていく。完成された図に価値があるわけではなく、描き直す過程で抜け漏れや論理の矛盾に気づいていく。この視点が入るだけで、詰まっていた議論が前に進む感覚がありました。 もうひとつは、多視点で見るための“装置”として図を使う考え方です。言葉だけだと曖昧なまま流れてしまうところも、ピクチャーやダイアグラムにすると一気に構造が見えてくる。会議中にちょっとした落書きを挟むだけで、相手が勝手に情報を補完してくれたり、アイデアが横に広がったりするのは実感として大きかったです。 図解を仕事にどう落とし込めばいいかわからない人、あるいは“図解モドキ”で止まってしまっている感覚のある人には特に刺さると思います。自分の理解を深めるところから、人を動かすアウトプットまで、一歩ずつつながっていく本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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