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教養として学んでおきたい仏教 (マイナビ新書)

教養として学んでおきたい仏教 (マイナビ新書)

島田 裕巳

マイナビ出版 / 2019-04-24

累計読者数18
平均ハイライト数 13.8件/人
推定読了時間 約1時間53分
star総合評価 49/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 11%

この本について

最近、「仏教って結局どこからどこまでが本質なんだろう」と考え込むことが増えました。歴史も長いし宗派も多いし、ネットで調べるほど混乱していくあの感じです。原始仏教が正統なのか、大乗はどう扱えばいいのか、そもそも浄土って何なのか…と、断片だけ拾っても全体像がつかめないまま時間だけ過ぎていくことが多くて。 この本は、そのモヤモヤを力技で整理するというより、「仏教はそもそも発展し続ける宗教なんだ」という前提に立って、歴史的にどう変化してきたかを見せてくれます。たとえば、釈迦の言葉そのものよりも“悟りという出来事”が中心に置かれてきたことや、インドと中国と日本では死後観が全く違うために教えの形も変わっていったことなど、点で理解していた知識が線でつながる感覚がありました。空の思想や唯識のような抽象的に見える教えも、「なぜそう生まれたのか」の流れの中で読むと急に身近になるのが面白いところです。 個人的には、「仏教は固定された真理にたどり着くというより、悟りを探り続ける試みである」という視点がいちばん救いになりました。迷っていいし、流派の違いで混乱していいし、そもそも仏教自体が迷いながら発展してきたのだと知るだけで肩の力が抜けます。 宗教としての仏教を“体系として理解したかったのに、入口が見当たらないまま来てしまった人”に静かに刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

仏教について学ぶ。 それが、この本の目的です。 「宗教、とくに仏教について学んでおく必要があるのではないか」 多くの日本人は、年齢を重ねることで、そのように考えるようになります。 では、仏教についてどのように学んでいけばいいのでしょうか。 この本では、仏教を学びたいと考えている人たちに、宗教学者の島田裕巳先生に、どう学んでいけばいいのかを解説していただきました。 仏教の世界は広大であるため、その全貌を伝えることは難しいのですが。 仏教が宗教の一つとしてどういった特徴を持っているのか、理解しておかなければならないことは何か、そこから解説します。
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