
シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略
洞田貫 晋一朗
翔泳社 / 2019-06-12
累計読者数40
平均ハイライト数 42.6件/人
推定読了時間 約4時間2分
star総合評価 74/100
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この本について
SNSを触っていると、「結局なにを投稿すればいいんだろう…」と手が止まる瞬間がけっこうあります。面白さを狙うとスベりそうだし、かといって事務的な情報だけだと誰にも届かない気がする。僕もずっとそのあたりで迷っていました。 この本がおもしろいのは、SNS運用を“技術”ではなく“接客”として捉えているところです。画面の向こうにいるのは一対一の相手で、必要なのは思いやり。その視点で読むと、派手なバズよりも「基本情報をきちんと置く」「自分で現場に立って、お客さんが何に困っているかを肌で感じる」といった、地味だけど確実に効く行動の意味が見えてきます。しかも、それが結果としてエンゲージメントにつながるという話が腑に落ちるんですよね。 もうひとつ、この本が助けになるのは、“広告っぽさを消す”という考え方です。SNSをウェブ誘導の入り口にせず、「ただ目の前の人に役立つ情報を渡す」ことを徹底する。スターバックスの「提案」に近い、相手の日常を少しだけ豊かにする温度感。これは僕自身、いつも忘れそうになる部分でした。 派手なテクニックは求めていないけど、「いまより少しだけ、ちゃんと届く投稿がしたい」と思っている人に向いている本です。SNS担当になって迷い続けている人には特に刺さると思います。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
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出版社による紹介
2018年美術展覧会「入場者数」1位・2位を達成した秘密がここにある 美術館でインスタグラマーが写真を撮り投稿する「#empty」という試みが普及しています。 日本では、2017年4月森美術館が「N・S・ハルシャ展」ではじめて実施し話題を集めました。 今では様々な日本の美術館でアートのシェアが一般化しつつあります。 森美術館は2018年美術展覧会「入場者数」1位・2位を達成しました。 その背景には、日本の美術館・博物館の中で最大規模のSNSフォロワー数を活用したデジタルマーケティング戦略があります。 本書では、森美術館がこれまで取り組んできた展覧会におけるさまざまなSNSの取り組みを紹介しています。 現代アートにおけるプロモーションの最前線を知っていただきながら、 アートとSNSの相性のこと、多少の失敗談など、楽しみながら読んでもらえる内容になっています。 目次 イントロダクション 「レアンドロ・エルリッヒ展」成功の舞台裏 第1章 「撮影OK」の波がアートを変える 第2章 海外の美術館の最新SNS事情 第3章 森美術館のユニークなSNS運用例 第4章 「森美術館流」インスタ&ツイッター活用術 第5章 テクニックよりはるかに大切なこと
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