
経済で読み解く日本史 安土桃山時代
上念司
飛鳥新社 / 2019-05-24
累計読者数5
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推定読了時間 約3時間19分
star総合評価 46/100
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この本について
最近、歴史を読んでも「結局いまの自分の悩みにどうつながるんだろう」と思うことが多いんですが、この本はその壁をちょっと突破してくれました。特に、お金の流れが変わるだけで人の行動も政治もがらっと変わる、という視点が仕事の判断や組織の動きを見るときにじわっと効いてきます。貨幣量の変化が景気を左右する話なんかは、会社で「なぜ動かないのか」を考えるときのヒントにもなりました。 読んでいて一番おもしろかったのは、信長や秀吉の政策を“性格”ではなく“経済の制約”から読み直すところです。撰銭令が現場でほとんど効いていなかった理由や、良貨と悪貨の話が実際の意思決定とどう結びつくのかを知ると、歴史の情緒ではなく「人はなぜそう動いたのか」が見えてきます。また、創業者と経営者の違いの例など、現代のビジネスにもそのまま重ねられる部分が多く、歴史書なのに日々の判断が少し整理される感覚がありました。 派手さはないですが、目の前のもやもやを“構造”から見直したい人にはかなり合うと思います。特に、仕事や生活で「人の動きが読めない」「組織が進まない理由がつかめない」と感じている人には静かに刺さる本です。
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出版社による紹介
教科書が教えない「経済の掟」が歴史を作った! お金の流れが物語る、 まったく新しい視点の日本通史。 文庫版で5冊同時発売! 織田信長は日本の統治形態を変え、戦国時代と中世を終わらせた。 画期的な経済政策は豊臣秀吉に受け継がれ、明の貨幣制度および国際貿易体制の大変化に日本はようやく追いつく。 秀吉は天下統一の勢いのまま征明を目指すが、そこには大きな落とし穴が待っていた。
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