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リーダーの教養書 (幻冬舎文庫)

リーダーの教養書 (幻冬舎文庫)

出口治明, 楠木建, 大竹文雄, 岡島悦子, 猪瀬直樹, 長谷川眞理子, 中島聡, 大室正志, 岡本裕一朗, and 上田紀行

幻冬舎 / 2019-06-11

累計読者数34
平均ハイライト数 15.8件/人
推定読了時間 約2時間53分
star総合評価 58/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 25%

この本について

仕事で判断を任される場面が増えてくると、「結局、自分に軸がないまま目の前の情報に振り回されてるだけじゃないか…」みたいなモヤモヤが出てきますよね。知識は増えているはずなのに、いざ決める段になると足が止まる。僕もよくそこで詰まっていました。 『リーダーの教養書』が効くのは、派手な成功論ではなく、「判断の前提をどうつくるか」を淡々と教えてくれるところです。たとえば、歴史を“パターン認識の教材”として扱う視点は、過去の事例をただ暗記する話ではなく、今の状況をどう抽象化して見るかの訓練に近いんですよね。また、教養を「自分の価値基準をつくるための土台」と定義する議論も、答えを外に探しがちな時期にはしっくりきます。すぐ役立つノウハウより、判断の精度をじわっと上げてくれる種類の学びです。 もうひとつ刺さったのは、「欲望への速度」という言い方で語られる“品”の話でした。僕自身、焦って決めて後悔することが多かったのですが、抽象度を上げて状況を捉えるだけで、選択肢の幅が一段広がる実感があります。教養は知識量ではなく、状況に呑まれずに考えるための余白なんだと腹落ちしました。 自分の判断軸を育てたいけれど、自己啓発のテンションにはついていけない人にとって、この本はちょうどいい距離感だと思います。実務に直結する即効薬ではないけれど、読んだあとにじわっと視界が広がるタイプの一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

マーク・ザッカーバーグら、米国のトップ起業家はみな、歴史、文学、科学と幅広い分野に精通している。ズバリ、日本が米国のエリートに勝てない理由は「教養の差」にあった! 本書ではその差を埋めるべく、日本が誇る10の分野の教養人が知悉すべき推薦書を挙げ、ビジネスや人間関係への生かし方などを解説。知の土壌を豊かにする渾身のブックリスト。
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