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なぜ繁栄している商店街は1%しかないのか

なぜ繁栄している商店街は1%しかないのか

辻井 啓作

累計読者数5
平均ハイライト数 6.2件/人
推定読了時間 約4時間25分
star総合評価 38/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 17%

この本について

商店街の話って、専門家でもないかぎり「なんとなく元気がない」「理由はよく分からないけれど衰退している気がする」くらいのぼんやりした理解で止まってしまいがちです。僕自身も、地元の商店街がシャッターだらけになっていくのを見ながら、原因を自分の中でうまく整理できないままモヤモヤしていました。 この本を読んで刺さったのは、表面のイメージとは違う“裏側の仕組み”が具体的に描かれているところです。たとえば、地下街やショッピングセンターのテナントゾーンまで行政上は「商店街」と扱われているという話は、商店街の範囲の広さを知るきっかけになりましたし、東京都だけで商店街関連に46億円以上の予算がついている事実を知ると、「お金がないから衰退している」という単純な話ではないことに気づかされます。また、錦市場の歴史のように、繁栄している商店街ほど長期の時間軸で積み上げてきた背景があることも、普段の感覚ではつい抜け落ちる視点でした。 読んでいくうちに、戦前から続く商店街の構造、大型店の進出や郊外化の影響、そして国の調査や法律の変遷まで出てきて、「なぜ今の姿になったのか」が一本の線でつながっていく感じがあります。自分が知っていたつもりの「商店街」という存在を、まったく別の角度から見直すきっかけになる本です。 地域や街づくりに関心がある人はもちろん、「身近な景色が変わっていく理由をちゃんと理解したい人」に特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

“元コンサルタント”が本音で語る、現在の商店街活性化施策の限界と新たな提言。中目黒、大久保、中野、南堀江、三条通、玉宮通り、上乃裏通り...元気のある街の共通点とは?
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