
組織の未来はエンゲージメントで決まる
新居佳英 and 松林博文
英治出版 / 2018-11-07
この本について
仕事の意味は分かるのに、チームの空気が重かったり、人がどんどん辞めていったり。自分の努力だけではどうにもならない職場の“もやもや”ってありますよね。僕も「満足しているはずなのに、なんで皆こんなに消耗してるんだろう」とよく考えていました。 この本が効いたのは、満足度と意欲はまったく別物だと具体的に示してくれたところです。環境や待遇を整えるだけでは人は動かないし、逆に心理的安全性や仕事の意味づけが欠けると、どれだけ制度を整えても組織は弱る。頭では知っていたつもりでも、数字や事例で突きつけられると、自分のチームのどこに目を向けるべきかが急にクリアになりました。特に「自発的に貢献したくなる状態は何でつくられるのか」を分解してくれている点がありがたくて、誰かを叱咤するより、関係性や役割の明確さを整える方が先だよな…と地に足のついた感覚が持てました。 人手不足や離職の理由を“若者の気質”で片づけず、組織側の構造として丁寧に見直したい人に刺さると思います。今いるメンバーがもっと力を出せる環境をつくりたいけれど、どこから触ればいいか分からない。そんなときの地図としてちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
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