
全員経営者マインドセット
吉田 行宏
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2019-04-12
この本について
仕事をしていると、「自分のチームだけ何とか回せばいいのか」「もっと全体を見た方がいいのか」で揺れることってありませんか。リーダーではあるけれど、経営者ほどの視点はまだ持てていない…その中途半端さにモヤっとする瞬間、僕自身よくあります。 この本が刺さったのは、いきなり“経営視点を持て”と迫るのではなく、視点や行動をどう積み上げればいいかを、すごく現実的に示してくれるところでした。例えば、全体最適で判断する感覚は、役職よりも「主語を自分に戻せるか」で磨かれていくこと。あるいは、当事者意識を組織に広げるには、まずリーダー自身が思考と行動を実際にやってみせる必要があるということ。そして、結果を出すには“数年単位で育つ”という前提を置くことで、周りへの期待値も自分へのプレッシャーも、ちょうどいい形に調整されていくこと。どれも、日々の仕事で「あ、今日からできるかも」と思えたポイントでした。 個人的には、環境を変える前に「行動スライド」を意識するという話が刺さりました。組織って気づかないうちに空気が形をつくり、その空気が人の意欲を押し上げたり、逆にブレーキになったりする。そこに対して、自分がどう関わるかを選ぶ姿勢が、結局は周囲の変化につながるんだなと腑に落ちました。 チームを動かしながら、自分自身もまだ揺れている人にこそ、落ち着いて読める一冊です。オーナーシップに悩む時期に手元にあると、少しだけ視座が整います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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