
日立の挑戦:脱日本企業への道(インタビュー) DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文
中西 宏明、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
ダイヤモンド社 / 2017-02-13
この本について
仕事でチームを動かす立場になると、「自分のやり方はこれでいいのか」とか「組織の空気をどう変えたらいいんだろう」と、ぼんやりした不安がつきまといます。特に、現場の価値観がバラバラだったり、プロダクトの論理だけで押し切れない時代になると、何を軸に判断すべきか迷いやすいですよね。僕自身、部署の方針を説明するだけで精いっぱいだった頃、この本のインタビューにある“地に足のついた視点”に助けられました。 読んでいて特に響いたのは、リーダーの振る舞いが組織の温度を決める、という極めて実務的な話です。暗い顔をしていても状況は好転しないからこそ、苦しい時でもリーダーが明るく立つ必要があるという指摘は、精神論ではなく「職場で実際に起きる変化」を伴うものだと感じました。また、タウンホールを繰り返して経営の考えを直接伝えていく姿勢も、仕組みで信頼を積む方法として参考になります。さらに、事業を続けるか撤退するかも“市場で勝てるシナリオが描けるか”という基準で判断するという話は、情や慣習に流されがちな時こそ軸になってくれます。 個人的には、組織を目的ではなく「大きな仕事をするための手段」と捉える視点にも救われました。自分が今いる場所をどう活かすか、逆に見切るべき時はどこか。そういう現実的な判断をどう積み上げるかが伝わってきます。 マネジメントに正解が見えず、日々の立ち居振る舞いから迷ってしまう人に刺さる一冊です。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの13%が集中しています。
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