
ゾンビ政体・大炎上
藤原肇
累計読者数3
平均ハイライト数 47.7件/人
star総合評価 72/100
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この本について
政治のニュースを見ていて、「どうしてこんな判断になるんだろう…」とか、「自分たちの暮らしと国の動きがつながらない感じがする」と立ち止まることが増えました。表の議論だけ追っていてもピンと来ないし、陰謀論めいた話も距離を置きたい。でも、何が起きているのかを自分の言葉で理解したい、という気持ちはずっと残るんですよね。 『ゾンビ政体・大炎上』は、そのモヤモヤを“具体的な歴史や制度の話”に降ろしてくれる本でした。読者が保存した抜粋を見ても、政治家個人の好き嫌いではなく、 「どういう構造がゆがみを生んできたのか」 「なぜ戦後の意思決定はこういう経路をたどるのか」 「誰が得をして、誰が置き去りにされてきたのか」 といった部分に刺さっているのが分かります。特別会計の仕組み、官邸人事の集中、外交力の差が国の運命を動かしてしまう現実……どれも感情論ではなく、歴史の積み重ねとして描かれているのが読みどころでした。 もちろんこの本がすべての答えをくれるわけではありません。ただ、政治が“自分とは別世界のもの”に見えていた人ほど、足場が一段できる感覚があると思います。表のニュースを受け取るだけでは見えてこない、「なぜそうなったのか」の背景に関心がある人に刺さる一冊です。
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