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分断と凋落の日本

分断と凋落の日本

古賀茂明

日刊現代 / 2023-04-12

累計読者数3
平均ハイライト数 194.7件/人
推定読了時間 約3時間26分
star総合評価 83/100
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この本について

政治のニュースを見ていて、「なんでこんな大事なことが、気づいたら既成事実みたいに進んでるんだろう…」とモヤモヤすること、僕もよくあります。自衛隊の役割や防衛費の話も、気づけば意見が極端に割れていて、どこから考えればいいのか迷うんですよね。 『分断と凋落の日本』は、そのモヤモヤを一度立ち止まって整理するきっかけになりました。とくに、安倍政権から岸田政権へどう力が受け継がれていったのか、その背景にどんな個人の思いや歴史の積み重ねがあったのかが丁寧に追われていて、「今の状態は突然生まれたわけじゃないんだ」と腑に落ちる瞬間が多いです。政治的立場を煽るというより、「なぜこうなっているのか」を淡々と追跡していて、読みながら頭の中の地図が塗り直される感覚がありました。 また、防衛費倍増や敵基地攻撃能力の議論が、どんなプロセスで国民の前に現れたのか。当時の官僚の戸惑いや抵抗まで書かれていて、いま自分たちが見ている政策の裏にどれだけの揺れがあったのかが伝わってきます。こういう“裏側の温度”を知ると、ニュースの見え方もだいぶ変わってきます。 日々の政治ニュースに違和感を覚えつつ、「結局これって何が問題なんだろう」と考え続けている人に刺さる本だと思います。僕自身も読みながら、自分の中で固まっていた思い込みがいくつかほぐれていきました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

安倍政権がもたらした「分断と凋落」から日本を救う道はあるのか? “安倍晋三元首相の正体”をテーマにした話題の政治ドキュメンタリー『妖怪の孫』の企画プロデューサーで元経産省改革派官僚の著者が世に問う、衝撃の警告書だ! 悪夢のアベノミクスで日本人の暮らしがいつの間にか韓国人に追い抜かれていることを自覚している人はどれだけいるだろうか。かつて世界を席巻した日本の半導体ビジネスもいまでは台湾に絶対に追いつけないところまで差をつけられている。そして、見るがけもないメイド・イン・ジャパンの家電群。自動車産業も例外ではない。原因の多くは安倍政権の失政にある。それを引き継いだ岸田政権も出口が見えないまま迷走している。低賃金と物価高は、もはや限界値をこえつつある。その一方で、突如、始まったかのように見える防衛費倍増=軍拡路線だ。岸田政権は、国是である「専守防衛」を大転換させる敵基地攻撃能力にまで手を伸ばした。日本はまさに、破綻に向かう坂道を転がり落ちる石のようだ。その原点は実は、昭和の妖怪こと岸信介元首相、そう“妖怪の孫”の祖父にあった。本書は、この妖怪が発する妖術から日本を解き放ち、再生させる唯一の処方箋でもある。
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