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美人の正体 外見的魅力をめぐる心理学

美人の正体 外見的魅力をめぐる心理学

越智啓太

実務教育出版 / 2013-08-28

累計読者数8
平均ハイライト数 9.6件/人
推定読了時間 約5時間7分
star総合評価 39/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

人と接していると、「結局、見た目で判断されてない?」みたいなモヤモヤがふと湧くことがあります。自分の中身を見てほしい気持ちと、現実のズレが埋まらないまま大人になってしまった感覚というか。僕も仕事で初対面の印象に振り回されることが多くて、なんとなく腑に落ちないままでした。 この本は、その感覚を「気のせい」で片づけず、実証研究で丁寧にひっくり返してくれます。美人の性格が“良いと認知されがち”なのは、外見と性格の関係というより、初手の印象を変えづらい人間のクセのほうが強く働いていること。デートを重ねても最初の印象がほぼそのまま維持されるのは、相手の行動を解釈するときに自分の最初の判断を守ろうとするからだということ。こういう具体的なメカニズムがわかると、「なんでこうなるの?」という長年の疑問が少し整理されます。 さらに意外だったのは、美人やハンサムは実は恋愛面で不利になる構造までデータで示されているところ。外見が強みである一方で、自分と釣り合う相手の母数が減ってしまうという、ちょっと悲しい話も含めて、「見た目の良し悪し」という単純な話ではない現実が見えてきます。人の評価は複雑に絡み合っていて、だからこそ悩んで当然なんだと思えました。 「見た目と人間関係の距離感にずっと違和感がある人」にしっくり来る本だと思います。データを通して現実の構造を知ることで、少し呼吸がしやすくなる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

見た目が一番で、何が悪い? 「顔良し、頭良し、性格良し」と人気の美男美女。 恋愛と人生の勝ち組の秘密を最新科学が解明する! ●たとえばこんなネタ、解説してます● ★美人やハンサムは頭が良くてスポーツも得意? ◎バストが大きい女は頭が悪いとみんな思ってる? ★イケメンより残念な顔のピアニストのほうが評価される? ◎男は女のウエストのくびれを1.3秒で判断する? ★AKB48の「恋愛禁止ルール」にも進化論的根拠がある? ◎マッチョな男はいつでもモテるとは限らない? ★人気アイドルたちを、統計学を駆使して美人タイプ分類! なぜ美人は一人勝ちといわれるのか? 納得の定説から予想を超える新事実まで、最新の研究成果に基づいたネタ満載。 美人が大好きなあなた、美しくなりたいあなたの知的好奇心を鮮やかに刺激する! 目次 第1章 恋愛において外見はどのくらい重要なのか 第2章 美人は性格が良いのか悪いのか 第3章 美人は頭が良いのか悪いのか 第4章 美人・ハンサムとは何か 第5章 スーパー平均顔よりも美人な顔とは 第6章 魅力的なからだとは何か 第7章 魅力ある男性とは何か 第8章 マッチョで男らしい男がモテる条件 第9章 なぜ恋人同士は似ているのか 第10章 美人・ハンサムじゃなくても大丈夫! 著者について 越智啓太(おち・けいた) 法政大学文学部心理学科教授。1965年生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科心理学専攻修了。警視庁科学捜査研究所研究員などを経て現職。臨床心理士。 専門は犯罪捜査への心理学の応用。著書は『犯罪捜査の心理学』『つくられる偽りの記憶』(以上、化学同人)、『ケースで学ぶ犯罪心理学』(北大路書房)、『Progress & Application 犯罪心理学』(サイエンス社)、『恋愛の科学』(実務教育出版)、『心理学の「現在」がわかるブックガイド』(実務教育出版、共著)、『法と心理学事典』(朝倉書店、編著)など、入門書から専門書まで多数。 テレビ・映画等メディアでも、犯罪心理学や社会心理学の観点から多くのドラマ監修、コメント出演を行う。
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