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まあまあふうふう。

まあまあふうふう。

八千草薫

主婦と生活社 / 2019-06-28

累計読者数3
平均ハイライト数 1.7件/人
推定読了時間 約2時間16分
star総合評価 45/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 83%

この本について

最近、「無理はしたくないけど、ただ休んでいるだけだと自分が止まってしまいそう」と感じることがありませんか。頑張らなきゃと思うほど気持ちは空回りするし、かといって肩の力を抜くのもどこか不安になる。行ったり来たりのあの感じ、けっこうしんどいですよね。 『まあまあふうふう。』を読んでいて、保存された部分から伝わってきたのは、まさにその揺れに寄り添ってくれるところだと思いました。「ほど良く生きる」「ちょうど良く生きる」といった言葉が、単なるゆるさのすすめではなく、八千草薫さん自身の人生での試行錯誤から出てきているので、無理に前向きにさせようとしない温度があります。頑張りたい気持ちと、力を抜きたい気持ちの両方を抱えたままでいいと受け止めてもらえる感じです。 さらに印象的なのは、「無理をしないでどうするのかな」と思いながらも、それでもどこかで少し頑張る瞬間を大切にしているところ。完璧を目指すでもなく、諦めるでもなく、その中間を探していく姿が、読む側のペースも自然とゆるめてくれます。八千草さんにとっての映画『黄昏』の話も、人生の後半に差しかかったときの空気感が静かに滲んでいて、自分の今の立ち位置をふっと見直すきっかけになります。 「頑張るか休むかの二択に疲れてしまった人」にとって、ちょうどいい距離感で灯りをともしてくれる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

日々のこと。 仕事のこと。 そして、生きること。 新たな時代を迎えて、今なお輝き続ける名女優・八千草薫さんのフォトエッセイ。 どんな時も、一生懸命に、楽しく、そして“いい加減”に人生をまっとうしたい──。 そう豊かに歳を重ねている彼女の「自分らしい」生き方を綴った一冊です。 *まあまあふうふう……馬馬虎虎。中国の故事成語で「いい加減」「なおざり」という意。 八千草さんはこの言葉が好きで、「(ちょうど)良い加減」と解釈し大切にしている。 【目次】 「歳をとる」のは誰もが初めて。──まえがきにかえて── 1章 日々のこと。暮らしのこと。 「ま、いいか」で、いい加減に。/心には、ユーモアを添えて。/「馬が合う」から上手くいく。 着る服は、自分で選ぶ。/「役に立たない」から、毎日豊かに。/ものは、捨てない。 生きものと暮らす。/ぶらぶらと、5000歩。/「転ばないように」を考えすぎない。 みんなと同じものを、ゆっくり食べる。/スキンケアは、引き算で。 ついつい、夜更かし。/寝る前に「神様、ごめんなさい」。 2章 山のこと。自然のこと。 山に、入る。/何もしない山の暮らし。/うさぎ小屋。/不便を楽しむ。 3章 芝居のこと。仕事のこと。 「欲がない」からこそ、丁寧に。/女優への入り口は、空想少女。/「私らしさ」に執着しない。 昔の仕事は、振り返らない。/歳を重ねたから、深く考えられる。 ちょっとだけ、無理をする。/ちょっとでも、怠けない。 4章 歳をとること。生きること。 できれば、何も遺さずに。/病気も「まぁ、しょうがない」。/病院でも、できることは自分で。 私らしく、演じたい。/迷惑をかけるようになったら。/転移しても、お腹はすく。 大事なことだからこそ、正直に。/人は、「忘れる」生きものだから。 上手く溶け合って。/今を、きちんと生きる。 小さなところで、幸せに、楽しく。──あとがきにかえて──
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